インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国のヒロインが再登場! マット役のシャイア・ラブーフの現在は? トリビアまとめ【金曜ロードショーで放送中】
概要&あらすじ
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」は、スティーブン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演、ジョージ・ルーカス原案・製作総指揮の冒険活劇シリーズの第 4 作です。前作「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」以来 19 年ぶりの続編として製作され、1957 年の世界を舞台に、南米アマゾンの山奥に眠る秘宝を巡る冒険が描かれています。
KGBの女スパイ、スパルコ(ケイト・ブランシェット)率いるソ連軍がアメリカ国内の米軍基地を襲撃し、インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)は神秘の力を秘めたクリスタル・スカルの捜索を強要されます。インディの前に現れたのは、クリスタル・スカルを追っていたマット(シャイア・ラブーフ)という青年で、彼によるとインディの旧友であるオクスリー教授(ジョン・ハート)が危機に瀕していると言います。クリスタル・スカルの謎を解くため、インディとマットはペルーへと向かうのです。
スタッフ
- 監督:スティーブン・スピルバーグ
- 製作:フランク・マーシャル
- 製作総指揮:ジョージ・ルーカス、キャスリーン・ケネディ
- 共同製作:デニス・L・スチュワート
- 原案:ジョージ・ルーカス、ジェフ・ネイサンソン
- 脚本:デビッド・コープ
- 音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演(日本語吹き替え声優)
- インディアナ・ジョーンズ:ハリソン・フォード(村井國夫)
- イリーナ・スパルコ:ケイト・ブランシェット(本田貴子)
- マリオン・レイヴンウッド:カレン・アレン(土井美加)
- マット・ウィリアムズ:シャイア・ラブーフ(細谷佳正)
- ジョージ・マクヘイル:レイ・ウィンストン(松井範雄)
- ハロルド・オクスリー教授:ジョン・ハート(中博史)
- ディーン・チャールズ・スタンフォース:ジム・ブロードベント(坂口芳貞)
トリビア1:ハリソン・フォードは19 年前と変わらぬ体型!
19 年ぶりにインディ役を演じたハリソン・フォードは、撮影当時 65 歳でした。しかし、インタビューで「衣装のサイズは全く同じだよ。20 年前のぼくの体型に合わせて作ったものだから、今回、それをきちんと着こなすことができて、とても嬉しかった。体型が変わっていない、ということだからね」とコメントしています。最新作「運命のダイヤル」ではさらに時が流れ、一層渋みが増したフォードですが、その凛とした佇まいは健在です。お馴染みのつば広帽子&革ジャケット姿で、最後にどんな雄姿を見せてくれるのか、期待が高まります。
トリビア2:第 1 作のヒロインが再登場
第 1 作「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」で、インディの元恋人として登場したマリオンがヒロインとして再登場します。1 作目では冒険を通してインディとマリオンが再び恋に落ちるまでが描かれましたが、本作ではインディが結婚式直前に蒸発し、マリオンが別の男性と結婚していたことが発覚します。マリオンの夫は第二次世界大戦で戦死しており、再会した2 人の関係に再び進展が見られます。映画の中盤では、マリオンがインディに隠していたある大きな秘密が明らかになります。マリオン役のカレン・アレンは復帰の喜びを語り、「このチームで再び映画を作れたことがとにかく嬉しい。そして、27 年前の『レイダース』で恋に落ちたマリオンというキャラクターを再び演じることが出来るのはとても幸せだと思う」と語っています。最新作「運命のダイヤル」についても、アレン自身やファンからマリオンの登場を期待する声が上がっていましたが、公式発表はありませんので、スクリーンで真相を見届けましょう。
トリビア3:マット役のシャイア・ラブーフの現在
「ディスタービア」や「トランスフォーマー」でスティーブン・スピルバーグの目に留まり、本作でインディの相棒となるマット役にキャスティングされたシャイア・ラブーフ。当時、期待の新鋭として熱い視線が注がれましたが、私生活での問題行動が報じられ、ゴシップ誌を賑わせることになりました。大作の主演からは遠ざかりましたが、その後も「フューリー」や「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」など良作に出演し、順調にキャリアを重ねていました。しかし、20 年に元恋人から性的暴行および精神的虐待で訴えられ、キャリア存続の危機に立たされました。現在は俳優業に復帰しており、「メガロポリス」やデビッド・マメット監督のスリラー「Assassination」などに出演する予定です。
トリビア4:ケイト・ブランシェットはもともと恋人役だった!?
本作のキャスティングが発表された際、ケイト・ブランシェットはインディの新たな恋人役との噂がありましたが、ブランシェットは悪役となるソ連の軍人イリーナ・スパルコを熱演しました。ブランシェットは「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで演じたエルフの女王ガラドリエル役で知られており、プラチナブロンドヘアのイメージが強いですが、本作では黒髪のボブヘアで大胆にイメージチェンジをしています。現場でウィッグを外したブランシェットを見たフォードは、イリーナ役だと気付かなかったと言います。
トリビア5:クリスタル・スカルは現存する!?
劇中で登場する「クリスタル・スカル」は、超自然的な力を持った秘宝として描かれています。実際には水晶で作られた人間の頭蓋骨の模型で、複数のクリスタル・スカルが確認されています。最も有名なのは中南米の遺跡から発見されたと言われる「ヘッジス・スカル」で、その神秘性から様々な憶測を呼びました。しかし、現代の精密検査によって加工跡が見つかり、近代に作られた可能性が高いと判明しました。ただし、謎は完全には解明されておらず、オカルト的な力を持つオーパーツ(発見された場所や時代にあるはずがない、高度な加工が施された遺物)だと考える信奉者もいます。
トリビア6:第 1 作の秘宝も再登場!?
本作の冒頭でインディが囚われている場所は、ネバダ州にある軍事基地「エリア51」です。実は、第 1 作「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」のエンディングで聖櫃が保管された場所でもあります。他にも、インディの書斎机には第 3 作で登場した父親のジョーンズ博士の写真が飾られていたり、第 1 作と第 3 作で登場したマーカス・ブロディの銅像が出てくるなど、製作陣のシリーズ愛を感じる小ネタがちりばめられています。
※本記事は、映画.comに掲載された記事を参考に構成しています。
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この画像は説明のためのもので、実際の状況を正確に描写していません。