「ワイルド・スピード」最終章「ファイヤーブースト」で注目すべきポイントと興収見通しは?
2023 年 5 月 19 日に公開される「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」は、世界中で大ヒットしている「ワイルド・スピード」シリーズの最終章として注目されています。本記事では、作品の特徴や注目ポイント、そして興行収入見通しについて解説します。
ワイルド・スピードシリーズの特徴
「ワイルド・スピード」シリーズは、車を使ったアクションシーンが満載であることが特徴的です。登場人物が回を重ねるごとに増え続けていたり、メインキャストのポール・ウォーカーがプライベートで事故死したりと、シリーズ作品を作るハードルは高くなりましたが、それでも続けて作品をリリースしています。このシリーズは、映画会社にとっても経済的に大きな成功をおさめており、世界中で大ヒットを遂げている「ユニバーサル・ピクチャーズ作品で最も稼いでいるシリーズ」となっています。
最終章「ファイヤーブースト」の注目点
最終章のテーマは、「最狂」の敵・ダンテ・レイエス(ジェイソン・モモア)から、ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)が「ファミリー」を守ることです。この「最狂」の敵・ダンテというのは、2011 年の第 5 作目「ワイルド・スピード MEGA MAX」で登場した「ブラジルの麻薬王エルナン・レイエス」の息子であり、彼が敵となります。今作では、ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)が偲ばれるシーンもあるとのことです。
また、本作には「ブラック・アンド・ホワイト」「キャプテン・マーベル」などで有名なブリー・ラーソンが「ミスター・ノーバディの娘」という設定で、「秘密諜報機関の工作員」として登場します。そして、「最狂」の敵・ダンテの「ファミリー」に所属する「サイバー攻撃を仕掛ける頭脳派」サイファー(シャーリーズ・セロン)も登場します。彼女は、第 8 作目「ワイルド・スピード ICE BREAK」、第 9 作目「ワイルド・スピード ジェットブレイク」で登場し、ファミリーたちに苦戦を強いりました。今作でも、どのような展開を見せるのか注目が集まります。
これらの要素から、本作はシリーズファンならずとも楽しめる、エキサイティングな映画になることが予想されます。
興行収入見通し
「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」は、最終章として有終の美を飾るべく、興行収入 40 億円突破を目指すことが期待されています。地方は車社会ということもあり、このシリーズは地方の映画館でも大ヒットすることが多いため、地方経済を盛り上げる効果も期待されます。
ただ、新型コロナウイルスの影響がある中での公開になりますので、前作「ワイルド・スピード ジェットブレイク」のように、興行収入に影響が出る可能性もあります。しかし、「ワイルド・スピード」シリーズが地方で強い影響力を持ち、アクションシーンの魅力でシリーズファンが集まることから、興行収入 40 億円を突破することが期待されます。
まとめ
「ワイルド・スピード」シリーズは、車を使ったアクションシーンが魅力的な点が特徴であり、「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」もその流れを引き継いでいます。最終章として、どのような展開が待ち受けているのか、シリーズファンでなくとも楽しめる映画になっていることが期待されます。また、地方の映画館での上映により地方経済を盛り上げることにも期待が寄せられます。
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