「山田涼介と浜辺美波の静かなる恋 ── 目に宿る光が生まれる主人公に注目」

山田涼介、浜辺美波と静かなる恋

山田涼介が「サイレントラブ」で主演

来年 1 月に公開予定の映画「サイレントラブ」で、Hey! Say! JUMPの山田涼介（30 歳）が主演を務めることが分かりました。この映画のヒロインには浜辺美波（23 歳）が選ばれ、音楽はスタジオジブリの作品でも知られる久石譲（72 歳）が担当します。

静かに思いを紡ぐラブストーリー

本作は、無気力に生きる青年（蒼）が、事故で目が不自由になった音大生の少女（美夏）の「ピアニストになる夢」をかなえるため、静かに思いを紡いでいくラブストーリーです。

難しい役に挑む山田涼介

山田涼介は、主人公である蒼役を演じることになりました。彼は、「本当に難しかったですが、とてもやりがいのある役でもありました。声を発さない蒼は、初めは目に光がなく、何を考えているかもわからない人でしたけど、美夏と出会って目の中に光が生まれてくる。その微妙な加減がとても難しかった」と振り返っています。

新たな挑戦に向け努力を重ねる

山田涼介は今回の映画で、ラブストーリー映画の主演を務めるのは初めてです。彼は「毎日毎日、台本すべてを読み返す日々でした。言葉を発さず気持ちを表現したり、気持ちを入れていくということをずっと考えていました。ある日、監督から『目の奥 10センチで美夏を見てほしい』ということを言われ、理解するまで時間がかかり、悩んだことがありました。行動、しぐさ、目の芝居など、繊細な部分が多く、頑張って挑みました」とコメントしています。

監督の思いと作品への期待

内田監督は、「言葉が氾濫する時代に、極端までにセリフのない映画を作りたいと思っていました。そう考えて出来上がったのがこのオリジナル作品です」と説明します。「極度に純粋な若い二人の愛の感情を、ほとんどセリフに頼らずに表現しなければならない。そんな難しい役を最高な形で演じていただきました。お二人が持つ素の魅力がより作品に力を与えたと思います」と述べています。

山田涼介と浜辺美波が演じる「サイレントラブ」は、観客の心に静かな感動を生み出すことでしょう。