「日本、イングランドにトライを奪われ敗戦…ラグビーワールドカップでの結果を分析」

【詳報】日本ｖイングランド 試合の詳細、タイムラインはこちら

ラグビーワールドカップ（Ｗ杯）フランス大会は日本時間１８日、１次リーグＤ組の日本代表（世界ランキング１４位）が前回大会準優勝のイングランドと対戦し、１２―３４で敗れた。世界ランキング６位と格上の相手に前半は善戦したが、後半に一気に突き放された。

ジョセフＨＣ「かなり対抗できた」姫野和樹「下向く時間ない」…イングランドに敗れる

イングランドに敗れた日本の姫野和樹（左から６人目）ら（１７日、仏ニースで）＝永井秀典撮影

日本代表は、イングランドの強豪に対抗するために全力を尽くしたが、結果的に敗北を喫した。ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフは試合後、「（イングランドとの試合において）かなり対抗できたと思います。自分たちのやりたいことを実現できた部分もありました」とコメントし、全体的な戦いには満足している様子を見せた。

また、主将の姫野和樹は、「この試合で下向く時間なんてない。この点差が全てで、それを超えるために戦っていくしかない」と意気込みを述べた。彼らは自分たちの積み重ねた努力を信じ、次戦に向けて前向きに取り組むことを決意しているようだ。

後半に３トライ許す

試合終了。日本は後半に３トライを許した。最終スコアは１２－３４。勝ち点を得ることはできなかった。

試合終了間際、イングランドがこの日４本目のトライを決める。これで「４トライ以上」という条件を満たし、ＢＰの加点が決まった。

前半は善戦も後半に離される

前半はイングランドが４点リードして終了した。日本は試合終了間際にイングランドにペナルティーゴールを許してリードを許した。この点差を取り戻すために追い上げられることとなったが、後半に連続でトライを奪われる展開になり、逆転を果たせずに敗北を喫した。

松田力也が３本のペナルティーゴールを決めるも

試合中、ＳＯ松田力也が３本のペナルティーゴールを決める活躍を見せた。彼の正確なキックは、日本の得点を重ねる要因となった。しかし、それだけではイングランドの勢いに対抗することはできず、敗北を免れることができなかった。

分析

日本代表は、強豪相手に勝利を収めるために懸命に戦ったが、イングランドの力には敵わなかった。試合中、日本はチャンスを作り出すことができたが、それをトライに繋げることができず、イングランドの堅い守りに苦しんだ面もあった。

特に後半に入ってからの日本のパフォーマンスは、イングランドに対して失点を重ねる形となった。相手の攻撃をしのごうとする日本の意志は感じられたものの、力の差が如実に現れた試合となった。

スクラムの重要性

日本代表は、スクラムで相手に対抗しようとする戦術を用いていた。スクラムはラグビーにおいて重要な要素の一つであり、体重や力強さだけでなく、技術や結束力も求められる。しかし、イングランドの前衛陣の圧倒的な強さに対抗することは容易ではなかった。

スクラムにおいては、個々の選手の能力や戦術的な判断が重要であり、全体としての連携が求められる。今回の試合を通じて、日本代表はさらにスクラムの強化に取り組む必要があることを認識したことでしょう。

編集後記

日本代表は、逆境に立たされながらも一生懸命に戦った姿勢に敬意を表します。イングランドは世界ランキング６位の強豪であり、日本代表はその壁を乗り越えることはできませんでした。

しかし、この試合での経験を活かし、次戦に向けてさらに成長し続けることが求められます。日本代表はまだまだ成長の余地があり、次戦以降での素晴らしい戦いを期待しています。