「金曜ロードショーとジブリ展」が開催される
6 月 29 日(木)から9 月 24 日(日)までの期間、東京・天王洲の寺田倉庫 B&C HALL/E HALLで「金曜ロードショーとジブリ展」が開催されています。この展覧会では、1985 年にスタートした金曜ロードショーと、同年に設立されたスタジオジブリの歴史を紐解きながら、数々の記念碑的なアイテムを鑑賞することができます。
展示内容には、豪華なデータベースや絵コンテが
展覧会の会場に入ると、まず目に入るのは歴代のスタジオジブリ作品のポスターや公開当時の流行語、グッズなどが展示されています。それぞれの展示を見ているだけで、当時の雰囲気がよみがえり、昔にタイムトリップしてしまうかもしれません。
また、過去に金曜ロードショーで放送されたスタジオジブリ作品の放送スケジュールが壁一面にディスプレイされているエリアもあります。宮崎駿監督の手紙には「トトロは“金ロー”のおかげで有名になった。」という言葉が刻まれており、金曜ロードショーがスタジオジブリの作品を広く知らせるきっかけとなった思いが伝わってきます。
2 階の展示室に続く階段にも、ジブリ作品らしいディスプレイが施されています。また、2 階には「ジブリ映画ポスタースタジオ」があり、登場人物になりきって撮影も楽しむことができます。
各作品のエリアで一体感を体験しよう
展覧会では、各作品ごとのエリアも用意されています。例えば、「もののけ姫」のエリアでは、巨大なモロの君が迫力ある姿を見せています。また、「千と千尋の神隠し」では、あの豚たちと一緒に撮影することができます。さらに、「崖の上のポニョ」のエリアでは、バケツの中から顔を出して写真を撮ることもできるとのことです。
展示されている作品のポスターもオリジナルのものが多く、注目です。壁に飾られた小物の中にも、ちょっとした発見があるかもしれません。
チケット情報と詳細
「金曜ロードショーとジブリ展東京展」の会期は2023 年 6 月 29 日(木)から9 月 24 日(日)までです。会場は東京・天王洲の寺田倉庫 B&C HALL/E HALLです。
通常チケットの料金は、大人 1,800 円、中・高校生 1,500 円、小学生 1,100 円となっています。また、特典付きチケットもあり、大人 2,700 円、中・高校生 2,400 円、小学生 2,000 円です。特典付きチケットは日時指定の予約制で、ローチケや日テレゼロチケで購入することができます。
詳細な問い合わせは、ハローダイヤル050-5541-8600までお願いします。この展覧会の主催は日本テレビ/ローソンチケット/ディスクガレージ/第一通訊社/TOKYOFMであり、特別協賛はau(KDDI 株式会社)とスタジオジブリです。
富山展も開催が決定
なお、富山県美術館でも「金曜ロードショーとジブリ展」の開催が決まっています。富山展は2023 年 10 月 7 日(土)から2024 年 1 月 28 日(日)までの期間、富山県美術館で開催されます。チケットの詳細については後日発表される予定です。
この富山展の主催は富山県と金曜ロードショーとジブリ展富山展実行委員会であり、協賛には寺田倉庫と図書印刷が名を連ねています。
映画ファンやジブリ作品のファンにとっては imperdable(絶対に見逃せない)展覧会となることでしょう。
(取材・文:泉 哲也)
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この画像は説明のためのもので、実際の状況を正確に描写していません。