<div><h2>映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」公開記念舞台挨拶が行われる</h2>
<p>5 月 26 日に公開された映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の公開記念舞台挨拶が、27 日に都内で行われました。舞台挨拶には、高橋一生さん、飯豊まりえさん、木村文乃さん (リモート登壇)、長尾謙杜さん、美波さん、そして渡辺一貴監督が登場しました。</p>
<h3>岸辺露伴とは?</h3>
<p>「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」は、荒木飛呂彦の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』の実写化作品です。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴(高橋一生さん)が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いています。</p>
<h3>俳優達の「黒い部分」について</h3>
<p>作品にちなみ自分の「黒いところ」について聞かれると、高橋一生さんは「現場で突然美波ちゃんに『一生さんって本当に黒いですよね』と言われて。『井戸の底のようだ』と言われたんで、『自覚しております』と言っておきました」と答えました。美波さんは「目の中が井戸の底のようだったから、いい意味で」と弁解するも、高橋さんは「ちょうど今、僕は別の現場で稽古しておりまして、そこでもある女優さんに『目の奥が真っ黒だ』と言われたんで、もう、そうなんだろうと」と納得し、「黒一生だと思っていただいていいんじゃないかなと思います」と自己紹介していました。</p>
<p>同じ質問に、飯豊まりえさんは「私、泉京香を演じさせていただいている身として、やっぱり黒い部分ってあんまり良くないですよね。『黒ってなんですか?』と答えておきます」と回答するも、その答えに対し高橋さんが「黒いですね」とツッコミ。飯豊さんは「難しいですよね。こういうことってお話すると、すぐニュースとかになるじゃないですか。だからなんか『ホクロがここにあります』とか言っても、なんかちょっと文章になると違うかなとか思ったりとかして、考えておきます」と弁解しました。</p>
<h3>高橋一生の哲学的な考え</h3>
<p>最後に高橋一生さんは、「この作品は娯楽です。娯楽作品というのは人の心を動かし得るものだと思っています。現実的なものだったりとか、写実的な作品、僕も好きですし、すごく必要だなと思いますですけど、時代によってはなんだかそれがすごく身につまされてしまったりとか、夢を見れなくなってしまったりということもあるんじゃないかなと思っています。現実の世界って皆さんなんとか笑ってらっしゃいますけれど、辛くて悲しく寂しいものになっていってるような気がします」と話し始めました。</p>
<p>さらに「ちょうどその世界の始まりぐらいの頃に岸辺露伴の役を僕はいただきました。せっかくこの役をいただけたのであれば、はっきりとしたこの虚構の世界で夢の世界を皆さんに見ていただいて、現実に生きる力を携えていただきたいと思って、3 年間やってまいりました。その集大成みたいなものが、この作品には詰まっていると思います」と振り返りました。</p>
<p>「作品というものがすごく消費されやすくなっていて、俳優はもちろん、作品も忘れ去られていくスピードがどんどん速くなっているように思います。作品というものも俳優というもの、スタッフワークというものも、もしかしたらとても儚いものなのかもしれません。作る側と見てくださる側で立場が違いますけれど、皆さんお一人お一人の中で、大事にしていただけたらなと思っております」と訴えました。</p>
<p>「露伴の文字になぞらえて、“露”は“儚いもの”という意味らしいです。僕は俳優としてこの儚いものと共に過ごして行きたいと思っているので、皆さんも皆さんなりに、儚いものと共に過ごしていただきたいなと思っております。そして、この作品を長く大事にしていただけたらなと思っております」と最後に語りかけました。</p>
<h3>まとめ</h3>
<p>映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」公開記念舞台挨拶で、高橋一生さん、飯豊まりえさんら俳優陣が、自分の「黒いところ」や作品に対する哲学的な考えなどを語りました。高橋さんは、娯楽作品には現実から逃避するための役割があるとともに、夢を見る力を育むという意味もあると考えているようです。作品や俳優というものが、今やとても儚い存在となっていることについても言及し、皆さんに作品を大切にしていただきたいと訴えていました。</p></div><div>Japanese Celebrities–キーワード:黒いですね,黒一生タグ:高橋一生,飯豊まりえ,インタビュー,芸能,</div>
<< photo by charlesdeluvio >>
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