「20歳の神谷そら、逆転でメジャー初優勝に涙」

女子ゴルフ20 歳の逸材、神谷そらが逆転で涙のメジャー初優勝

神谷そらが逆転でメジャー初優勝を達成

女子ゴルフの国内メジャー大会である日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯が、長崎のパサージュ琴海アイランドGCで最終日を迎えました。この大会で20 歳の新人選手、神谷そら選手が逆転で優勝しました。神谷選手は2 打差で3 位からスタートしましたが、5バーディー、1ボギーの良いプレーで通算 12アンダーとなり、メジャー初優勝を果たしました。この大会は神谷選手にとって初出場での優勝となり、ツアー通算 2 勝目となりました。

苦戦を乗り越えての優勝

神谷選手は最終日、首位の小祝さくら選手と2 打差でプレーしました。神谷選手は1 番ホールでバーディーを奪い、幸先の良いスタートを切りました。9 番ホールでもバーディーパットを沈めて首位タイに浮上し、サンデーバックナインに突入しました。最後の18 番ホールでも神谷選手は冷静なプレーを見せ、3 打目でピンに寄せてウイニングパットを決め、メジャー初制覇を果たしました。

感極まった神谷選手のコメント

涙を浮かべながらグリーンを離れた神谷選手は、優勝スピーチで次のように語りました。「1 年前のこの時期、私はまだアマチュアで、テレビで見る側だった。ようやくこの舞台に立て、いずれメジャーを取りたい思いが強かった」と感慨深げに振り返りました。また、「今年 4 月に初優勝を挙げ、そこから優勝争いに加わる回数は増えたんですけど、なかなか勝ち切れず苦しい時期を過ごしていました。でも、この一週間楽しくゴルフができ、結果的に目標にしていたメジャー優勝をすることができた。ルーキーシーズンで2 勝を挙げられるのが夢のようで、まだ実感がないけれど、残りのシーズンももう1 勝を目指し、明日からまた一日一日努力していきたい」と喜びと今後への抱負を述べました。

逸材としての成長

神谷選手は昨年プロテストをトップ透過した逸材です。今年 4 月のフジサンケイレディスで新人一番乗りの優勝を果たしました。その後は体調不良により苦しい時期もありましたが、復調を果たし、前回大会で優勝した同学年の川崎春花選手に続いて、今回の大会でもメジャー初優勝を果たしました。

まとめ

20 歳の女子ゴルフ選手、神谷そら選手が逆転で涙のメジャー初優勝を達成しました。神谷選手は優勝後のコメントで、まだ実感がないとしながらも、残りのシーズンでもさらなる勝利を目指すと述べました。神谷選手の苦労や成長は、彼女自身の努力と才能によるものですが、彼女の成功は若い世代にとっても励みとなるものでしょう。