「ONE PIECE」4週休載の理由、作者・尾田栄一郎氏の目の手術によるもの
6月 6 日に、人気漫画「ONE PIECE」の作者である尾田栄一郎氏が目の手術をすることが発表され、連載が4週間休載することが伝えられました。休載期間は今月 19 日発売の29号から7月10日発売の32号までの期間になります。
目の手術が必要となった理由は“乱視”
尾田氏は、目の手術が必要となった理由について、自身の公式 Twitterで次のように語っています。「最近双子の人多いよねーなんつってたらひどい“乱視”でね。物がぶれて見えるんですよ」と、乱視によって仕事に支障をきたしていたことを明かしています。
「ONE PIECE 最終章」での連載再開に期待
休載期間中、尾田氏は自身の視力を上げるために手術を受け、連載再開日は7月18日火曜日発売の「週刊少年ジャンプ33号」の予定であることが明かされました。また、手術後、尾田氏は「視力上げて帰ってきます!あとビーム出る様になります。ちょっとお時間ください!」と呼びかけています。
最近のマンガ家の健康問題に思う
これまでも、連載中のマンガ家が健康問題を抱えることが度々報じられてきました。例えば、『鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴氏は、過労により肺炎を患い、一時的に連載を休止せざるを得ない状況に陥っていました。その他にも、連載中に脳貧血を患う、ストレスによるうつ病にかかるなど、マンガ家の健康問題は深刻な問題となっています。
作品のためには、健康が第一
こうした状況を踏まえると、マンガ家という職業は、創造性を生かす一方で、精神的・肉体的な負担も大きいことが分かります。しかし、訴えるマンガ家も多く、これからの漫画業界は、マンガ家が健康であることを保障する対策が求められます。それに対して、読者にも理解と協力が必要であることも大事な点です。
まとめ
尾田栄一郎氏の目の手術によって、人気漫画「ONE PIECE」の連載が4週間にわたって休載することが発表されました。マンガ家の健康問題は深刻な問題であり、作品のためには、健康が第一であることを理解し、マンガ家を応援することが重要です。
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