ベテラン芸人たちの『THE SECOND～漫才トーナメント～』決勝戦が開催
今年のお笑い賞レース『THE SECOND～漫才トーナメント～』は、結成 16 年以上のベテラン芸人たちが出場する新しい漫才大会である。ついに、8 組のファイナリストが決定し、本日 19 時よりフジテレビ系でグランプリファイナルが生中継される。司会は東野幸治、アンバサダーにはダウンタウンの松本人志が担当している。本記事では、予想勝者を検討しながら、『THE SECOND』決勝戦をレビューしたい。
ファイナリストたちの概要
『THE SECOND』ファイナリストは、結成 16 年から28 年の範囲内の8 組の漫才師である。そして、グランプリファイナルでは“トーナメント方式”が取られ、第 1・第 2 試合、第 3・第 4 試合から1 組ずつが決勝でぶつかることとなる。対戦カードは以下の通りである。
- 第 1 試合：金属バットVSマシンガンズ
- 第 2 試合：スピードワゴンVS 三四郎
- 第 3 試合：ギャロップVSテンダラー
- 第 4 試合：超新塾 VS 囲碁将棋
第 1・第 2 試合からの決勝進出者は「マシンガンズ」と予想
第 1・第 2 試合から進出するのは、強力なラインナップを誇る漫才師たちである。 実際に、昨年まで5 年連続で『M‐1グランプリ』準決勝に進出してきた金属バットや、スピードワゴン、三四郎のような芸人もいます。
しかし、ここで私が勝者に推定するのは、「マシンガンズ」というコンビである。 1998 年に結成され、西堀亮と滝沢秀一が在籍している。 2 人とも40 代後半であり、大御所と今やっても味のある存在感を放ちます。マシンガンズの漫才は、世の中のあらゆる方向に2 人してとにかくツッコみまくるキレ漫才であり、2008 年に巻き起こったお笑いブーム後も、彼らの“怒り”は収まっていなかった。久しぶりの出場となった賞レース『THE SECOND』のノックアウトステージでは、インターネットの評価も高いランジャタイに大きな得点差を付け勝利しており、気合が高まり、勝利の鍵を握っていると見ています。
第 3・第 4 試合からの決勝進出者は「囲碁将棋」と予想
第 3・第 4 試合から進出するのは、ギャロップ、超新塾、テンダラー、囲碁将棋の4 組である。 その中でも私が見込んでいるのは、「囲碁将棋」である。このコンビのキレのあるネタは、面白いだけでなく、構成も優れており、美しいと感じます。囲碁将棋は、去年の『M‐1グランプリ』で藤崎マーケットと共に、惜しくも決勝進出を逃した組ですが、とてもまじめにこの仕事に取り組んでいるように思えます。 番組の審査員によっても赤裸々に評価された者も多く、囲碁将棋が決勝戦まで進んだ場合は、今後も注目すべき存在であると思います。
まとめ
『THE SECOND～漫才トーナメント～』決勝戦は、地道に努力を積み重ねてきたベテラン芸人たちが“セカンドチャンス”をつかむための舞台です。大きな期待が寄せられ、果たして受賞者はどのようなネタを展開し、どのような賞を獲得するのでしょうか。それは、今夜 19 時よりフジテレビ系列にて生中継されますので、是非ご覧ください。
<< photo by Markus Winkler >>
