【台風発生】フィリピン東で台風5号が発生！影響はどのように日本に及ぶのか？

台湾方面へ北上か 沖縄は影響に注意

台風 5 号の進路予想

台風 5 号は北上しながら暴風域を伴う勢力に発達し、来週前半には非常に強い台風になる予想です。現時点では、フィリピンのルソン島に近づいた後、次第に北上傾向になると予測されています。

ただし、来週になると進路の予測が不確実となっています。気象機関が計算したシミュレーション結果では、台風の進路にはかなりの幅があり、南シナ海を西進する場合から沖縄付近を北上する場合まで、さまざまな進路が考えられます。これにより、進路予測の確実性が低くなっています。

もし台風が沖縄など日本国内に影響を及ぼす可能性がある場合でも、まだ予測の誤差があるため注意が必要です。誤差は時間が経つにつれて縮小する見込みですので、今後の情報に注意を払ってください。

台風の暴風域に入る確率

気象庁の発表によると、5 日先までの台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。

• 奄美地方：3%
• 沖縄本島地方（本島北部・中南部）：4%
• 慶良間・粟国諸島：3%
• 久米島：3%
• 大東島地方：4%
• 宮古島地方：4%
• 八重山地方（石垣島地方）：4%
• 与那国島地方：2%

これらの数字からも、台風の進路によって沖縄など日本国内に影響が及ぶ可能性があることがわかります。

台風発生は今月 2つ目

今年は7 月中旬に台風 4 号が発生しており、台風 5 号の発生で今月 2つ目となります。平年の7 月の台風発生数は3.7 個ですが、今年はやや少ないペースとなっています。しかし、これからの時期に備えて台風対策や大雨対策を整えるようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国が提案した名称が順番に使われています。台風 5 号の名前「トクスリ（Doksuri）」は、韓国が提案した名称であり、”わし（鷲）”を意味しています。

今後の進路予想や最新の情報には注意を払いながら、台風に備えるようにしてください。