【探求】遠藤航、ELデビュー戦でリバプール初ゴール！ “これが普通” リバプールに新たな光明

遠藤航、ELデビュー戦でリバプール初ゴールを挙げる

日本代表のMF、遠藤航がリバプールでの初ゴールを喜んでいる。リバプールは欧州リーグ・グループステージ第３節でホームでトゥールーズと対戦し、５−１で勝利した試合で、遠藤は前半３０分に移籍後初ゴールを決めた。遠藤はゴール後のインタビューで、「当たってボールを見た瞬間、もうサイドネットの方にいっていたしGKが全然動いていなかったので、入ったなと。すごくボールが良かったし、先にDFの前に入って触れたタイミングがよかった」とコメントしている。

喜びと成長への意気込み

遠藤は初得点を貴重な勝ち越し点となり、監督やチームメイトからの称賛を受けながら、自分の目標に向かって努力する姿勢を示している。遠藤は、「点を取れるとファンからの見られ方も変わるし、１点取るだけでも、遠藤良かったねとなる。あまり気にしてないがゴールやアシストで貢献することも自分にとってはテーマだった。ゴールがついてくるとさらに怖い選手になっていくので、そこは求めていきたい。リバプールのサッカーも少しずつ理解してきているので、今日の勝利はすごく自分にとって大きい。周りも自分を見てくれるようになった」とコメントし、プレーの幅を広げていこうという意気込みを示している。

遠藤航の役割とリバプールにおける存在感

遠藤は攻守においてチームに貢献し、中盤中央で構える役割を果たしている。パスの精度も高く、最終ラインと前線をリンクさせるプレーによって攻撃の組み立てにも貢献している。また、遠藤はリバプールのプレースタイルについて、「やっぱり前へ前へ出る、とにかくゴールに向かっていくプレーをファンは求めている。求められているプレーだし、自分もさらに成長できる部分ではあると思います」とコメントしており、自身のプレースタイルとリバプールの理念が一致していることを示している。

遠藤航の哲学と将来への展望

遠藤は冷静な視点も持ちながら、自身の役割を果たすことに集中している。彼はリバプールに所属する選手としての自覚を持ち、「これが普通というか、リバプールにいる選手としては最低限やらなきゃいけない仕事という感覚の方が強い。日本代表もＷ杯で優勝を目指すようなチームになってきているし、他の選手たちも海外ですごく活躍している。僕は代表のキャプテンをやらせてもらっていて、やっぱりキャプテンはトップトップのチームで普通に先発でやってるくらいじゃないとＷ杯優勝はできない。自分がこのチームで活躍することで他の選手にいい意味で刺激を与えられると思っているし、これから出てくる若い選手を含め『遠藤がリバプールでやっている』というのは日本人の未来にもつながると思う」とコメントしている。

遠藤の成長と活躍が期待される中で、リバプールは欧州リーグでの連勝を続けており、目標のEL 優勝に向けて進んでいる。次節では敵地でトゥールーズと再戦する予定だ。