【甲子園】丸田湊斗が圧倒的な一発！ 決勝史上初のリードオフホームラン

甲子園の先頭打者弾、慶応の丸田湊斗が圧巻のプレーを見せる

試合が一瞬で動く

第 105 全国高校野球選手権大会（甲子園）の決勝戦が行われた23 日、慶応（神奈川）の絶対的リードオフマンである丸田湊斗外野手が圧巻の先頭打者弾を放つと、試合は一瞬で動きました。これは史上初の先頭弾でもあります。

仙台育英（宮城）の先発投手である湯田統真に対し、丸田湊斗は5 球目の内角スライダーを見逃すことなく捉え、右翼スタンドに打球を突き刺しました。この一打で聖地ジャックを果たし、大熱狂が起こりました。一塁を回りながら右腕を突き上げる丸田湊斗の姿に、OBらが大挙して応援。聖地をジャックする一打で、慶応は一気に流れを呼び込みました。

慶応が追加点を奪う

この先頭打者弾によってやや浮足立った仙台育英に対し、慶応はこの後も四球や暴投でチャンスを作り上げました。そして、渡辺千之亮外野手の適時内野安打によって追加点を奪取しました。初回に最少得点で終わることなく、慶応はこれまで以上の複数得点を挙げることで相手にプレッシャーをかけました。

慶応の目指す2 度目の栄冠

今回の決勝戦では、連覇を目指す仙台育英に対し、慶応は107 年ぶりの2 度目の栄冠を目指しています。慶応の丸田湊斗を筆頭に、チーム全体での力強いプレーが期待されます。丸田湊斗自身も、「ありがたいですけど疲れます」と試合前に本音をポロリしていましたが、彼のプレッシャーに負けることなく、最後まで力を発揮してほしいと思います。

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