【神戸新聞杯】サトノグランツ、レコード差し切りで華麗なる勝利

神戸新聞杯: サトノグランツが父子 3 代制覇を達成

サトノグランツがコースレコードで差し切り勝ち

9 月 24 日、阪神競馬場で行われた第 71 回神戸新聞杯で、3 番人気のサトノグランツが優勝しました。この勝利により、祖父のディープインパクト、父のサトノダイヤモンドに続き、レース史上初の父子 3 代制覇を達成しました。サトノグランツは前走の京都新聞杯以来の重賞 2 勝目となりました。

レースでは、サトノグランツが直線で鮮やかに差し切り、父のサトノダイヤモンドを抑えての勝利となりました。友道師はレース後、サトノグランツの抜群の切れ味に興奮し、最後の2 完歩ぐらいで声を出してしまったと述べました。

また、勝ち時計の2 分 23 秒 5は、2017 年にシホウが記録したタイムを0 秒 6も更新するコースレコードとなりました。川田騎手も、レースの流れや距離の延長にもかかわらず、サトノグランツが勝ち切ってくれたことを称えました。

菊花賞への挑戦が待ち受ける

次なる舞台は淀の3000メートルで行われる菊花賞です。友道師はサトノグランツが気性的に穏やかであり、距離延長にも問題ないと述べています。彼は「この後は在厩調整で菊花賞へ向かいます」と話しました。また、サトノグランツは、父の初年度産駒として再度の父子 3 代制覇を目指しており、皐月賞馬ソールオリエンスやダービー馬タスティエーラとの真っ向勝負に挑む予定です。

神戸新聞杯に関する記録アラカルト

• 騎手＆調教師：川田騎手のJRA 重賞制覇は今年 11 勝目、通算 127 勝目。友道師は今年 5 勝目、通算 61 勝目。
• 種牡馬：サトノダイヤモンド産駒のJRA 重賞制覇は同馬で制した京都新聞杯に続く2 勝目。
• 東西比較：関西馬はワグネリアンから6 年連続の勝利。関西馬の通算成績は67 勝、関東馬は4 勝。
• レコード：勝ち時計 2 分 23 秒 5は2017 年のグリーンSでシホウが記録した2 分 24 秒 1を上回るコース記録。

まとめ

サトノグランツがサトノダイヤモンドの子として祖父ディープインパクトの足跡をたどり、レース史上初の父子 3 代制覇を達成しました。彼の鮮やかな差し切り勝ちとコースレコードは、彼が今後の菊花賞に向けての有力候補であることを示しています。サトノグランツの快進撃に期待が高まると同時に、彼の父子 3 代制覇への挑戦にも注目が集まっています。

この勝利により、川田騎手や友道師にも輝かしい成績が加わりました。また、サトノダイヤモンド産駒の成功も示されました。さらに、関西馬の連勝という記録も続いており、関西競馬界の力強さが証明されました。

今後は菊花賞が待ち受けています。サトノグランツが父の足跡に続き、栄光ある父子 3 代制覇を達成することができるのか、競馬ファンはその結果を見守っています。