【陸上】小池祐貴の100m決勝進出ならず　スタート直後にバランス崩す

小池祐貴、100m 準決勝で敗退。スタート直後のバランス崩しに苦悩

アジア大会の陸上競技、小池祐貴は決勝進出を逃す

中国・杭州で開催されている第 19 回アジア大会の陸上競技の2 日目の午後セッションに、男子 100mの準決勝が行われました。日本代表の小池祐貴（住友電工）は3 組に入り、タイムは10 秒 22（＋2.0）で5 着となり、決勝進出はなりませんでした。

スタート直後にバランスを崩してしまう

小池選手は予選よりもさらにスタート直後に大きくバランスを崩してしまいました。「転んじゃった」という言葉通り、まさに大きなミスステップとなりました。立て直すためにはかなりの困難を乗り越えなければいけませんでした。

小池選手はレース後、振り返りながら「身体を上げた時点で全然脚が上がってこなかった」と話し、自身の失敗に対して悔しさを募らせました。また、レース中の加速局面では小池らしい高速ピッチも戻ってきたと言いますが、「もったいない」との思いも抱いていることを明かしました。

完全復活に向けての抱負

小池選手は自身の復活への意思を強く誓っています。個人としては、「室内などを出るか、練習試合をして、いまやっていることを冷静にできるように」と実戦をこなしていき、「自己ベスト（9 秒 98）くらい出さないとどうにもならない」とまっすぐな目標を掲げました。

リレーに向けての意気込み

小池選手は、4×100mリレーに向けても精力的に取り組んでいく考えを示しました。「1 日疲労をしっかり抜けば全然大丈夫」と自信を持って役割を果たすつもりだと述べています。チームの一員として、小池選手は引き続き力を発揮することを目指しています。

まとめ

小池祐貴選手の敗退は、彼の陸上競技選手としての苦悩や挑戦の道を象徴するものでした。ただし、彼の強い意志と向上心は今回の敗北からも伺えます。今後の競技生活での成長や復活に期待が寄せられます。