ウクライナ政府報道官が、ロシアのバフムトを掌握していないことを大統領が発言したと否定（UPDATE 1- Ukraine’s government spokesman denies Zelenskiy said Russia controls Bahmut-Reuters）

ウクライナ政府、バフムトの戦闘は継続中

ウクライナ政府は、東部のバフムトにおけるロシアとの戦闘がなお続いていることを述べました。この報道は、ウクライナ大統領ゼレンスキー氏が訪日中であった先の発表となります。バイデン氏との首脳会談前に、ロシア側がバフムトの掌握を主張したことについて、大統領は「ないと思う」と述べ、ロシア側の主張を否定しました。

大統領報道官の発言

ウクライナ大統領報道官は、その後フェイスブック上で、大統領が別の質問に答えたと釈明しました。「記者の質問に、ロシアがバフムトを掌握したと主張しているが、ないと思うと大統領は答えた」と述べ、大統領がロシア側の主張を否定したことを明らかにしました。

自由主義国家の危機

これまでのウクライナとロシアの関係は、親ロシア派と親西洋派の対立から長期にわたり、深刻な状況を迎えています。今回の報道を受け、両国間の対立がいかに深刻な問題であるのか再認識させらます。更に、世界中の自由主義国家が、ロシアの行動に対してその抑止力を失っている危機にあることは明らかであり、国際社会として、紛争解決に取り組んでいく必要があります。

ウクライナ政府に求められる

ウクライナの現状において、我々が求められることは、同国の独立を支援し、ロシアとの抗争を解決するために尽力することです。国際社会が共同してウクライナを支援することで、自由主義国家の安全保障を確保することができます。今後とも、ウクライナ政府が抱える問題解決のために、国際社会とともに取り組んでいくことが求められます。