カナダ山火事の煙、米東部含む航空便乱れ継続 – 救いの見えた煙の緩和予定は11日頃に

米国東海岸、カナダ森林火災の煙の影響で深刻な大気汚染

米国立気象局は、カナダ東部で発生した山火事による煙が米国にも拡散し、深刻な大気汚染を引き起こしているとして、北東部ニューイングランド地域から南部サウスカロライナ州までの東海岸と、中西部のオハイオ、インディアナ、ミシガン各州の一部を対象とする大気汚染に関する警報を延長しました。

煙による影響の拡大

この火災の煙によって、米国北東部を覆う山火事の煙としては過去２０年以上で最悪のレベルとなっており、各地で学校の屋外活動が中止されるなどの影響が出ています。

この煙の影響で、ニューヨーク市のスカイラインがかすんで見えたほか、航空便の乱れも続いています。煙による視界不良のため、航空機の発着が遅れるなどの影響が出ています。

救援策の増加

米国政府は、カナダからの消防士増員要請に迅速に対応するなど、カナダの森林火災対応を支援し、米国の大気汚染リスク軽減に向けた人員を増員するよう促すなど、救援策を増加させています。

環境問題の深刻化

今回の火災による大気汚染は、環境問題にとって深刻な問題となっています。地球温暖化の影響などにより、山火事が多発している現状を受け、国際的な取り組みが求められています。

今回の事件は、環境問題が地球規模で深刻になっていることを再認識させるものとなりました。個人レベルでのエコ活動や、政府のインフラ整備などの取り組みによって、環境問題の解決が求められています。

まとめ

カナダ東部で発生した山火事による煙が米国にも拡散し、深刻な大気汚染を引き起こしています。救援策の増加や環境問題の深刻化を受け、個人レベルでのエコ活動や政府のインフラ整備などの取り組みが必要とされています。