バービー映画の公式アカウントが原爆投下を連想させる画像に反応
背景
映画「バービー」と「オッペンハイマー」の公式アカウントが、原爆投下を連想させるコラージュ画像に対して好意的なメッセージを投稿したことが、SNS 上で物議を醸しています。この投稿に対し、日本からは非難のコメントが相次いでおり、批判が殺到しています。
投稿された画像とその反応
バービー人形の世界を実写化した「バービー」と、原子爆弾を開発した物理学者を主人公にした「オッペンハイマー」の映画のコラージュ画像がSNS 上に多数投稿され、その中には原爆投下を連想させるものもありました。これに対して、「バービー」の公式アカウントが「思い出の夏になりそう」といった好意的なメッセージを投稿したことが問題視されています。
日本の配給元であるワーナーブラザースジャパン合同会社は「極めて遺憾」なコメントを発表し、それに対して米ワーナー・ブラザースも「配慮に欠けた投稿を遺憾に思っております。心からおわびします」との声明を出しました。
映画のブームと批判の背景
米国では、バービーとオッペンハイマーをかけ合わせた「Barbenheimer(バーベンハイマー)」という造語が生まれるほど、話題となっていました。また、バービー役の女優マーゴット・ロビーの髪形が原爆の「キノコ雲」になっていたり、バービーと幼なじみのケンが原爆の爆発をバックに笑顔を見せる画像などが出回っていました。
このような中で、公式アカウントが連想させる画像に好意的な反応をしたことは、特に広島と長崎の原爆の日を控えていることもあり、日本から多くの批判が殺到したのです。
批判に対する反応
この騒動に対して、英国のスナク首相は「#Barbenheimer」のハッシュタグをつけて映画を見に行ったことをSNSで報告しましたが、この行動に対しても非難が相次ぎました。
また、映画「バービー」は2 日にはジャパンプレミアが行われ、その場で一連の騒動について言及するか注目されています。
バービー映画とオッペンハイマー
「バービー」は、1959 年に米国のマテル社が発売した着せ替え人形の世界観を再現した実写映画です。物語はバービーの体に異変が起こり、幼なじみのケンとともに人間の世界に原因を探りにいくというもので、日本では11 日に公開されます。
一方、「オッペンハイマー」は、原爆の開発を主導したことから「原爆の父」として知られる米物理学者ロバート・オッペンハイマーの伝記映画です。日本公開は未定ですが、本国では日本公開を検討しているようです。
まとめ
バービー映画の公式アカウントが原爆投下を連想させる画像に対して好意的なメッセージを投稿したことで、日本からは批判が殺到しています。この騒動に対し、映画の配給元や米ワーナー・ブラザースが謝罪の声明を出すなど、対応に追われています。
今後、バービー映画の公開にあたり、一連の騒動にどのように言及するかが注目されています。
<< photo by Marek Studzinski >>
この画像は説明のためのもので、実際の状況を正確に描写していません。
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