マンチェスター・Cが12 連勝ストップ、ブライトンと1-1の引き分け
イングランド・プレミアリーグ第 32 節延期分が24 日に行われ、三笘薫が所属するブライトンとリーグ三連覇を目指すマンチェスター・Cが対戦しました。
試合の経過
無条件で来季のヨーロッパリーグ(EL)出場が決まるブライトンは、この試合で勝ち点 1を加えることで、確定的にEL 出場が決まる場面でした。一方のマンチェスター・Cは、目下 12 連勝中の”王者”ということもあって、相手に対し万全の態勢で試合に臨んでいました。
序盤の展開は互いにゴールに迫るものの、最後のところでゴールを破れず、0-0のスコアで展開されました。そして、試合の流れを引き寄せたのは、マンチェスター・Cでした。25 分にはマフレズとのパス交換で裏に抜け出したハーランドが、飛び出してきたGKを引きつけて、ボックス左のフォーデンにパス。これを受けたフォーデンがシュートを放つと、カバーに入ったDFの足に当たってネットを揺らしました。
しかし、すぐさまブライトンが反撃に出て、31 分にはグロスの右 CKがファーサイドまで流れ、これに反応した三笘がゴールインしましたが、押し込む際にハンドがあり、ノーゴールとなりました。更に、36 分にはファクンド・ブオナノッテがゴールに迫ると、38 分にゴール正面の位置で前を向いたエンシソが強烈なミドルを決め、ブライトンが同点に追いつきました。
この展開で前半は1-1で折り返し、後半はブライトンが攻め込む時間が続きました。三笘も何度かボックス内でフィニッシュまで持ち込む場面を作り出したものの、最後のところでゴールを破ることはできませんでした。マンチェスター・Cも、途中出場のコール・パルマーのクロスからハーランドがヘディングシュートを決める場面がありましたが、直前にファウルがあったとして認められず、試合は1-1のまま終了し、勝ち点 1を分け合う結果となりました。
ブライトンのEL 出場確定
この引き分けにより、ブライトンは来季のEL 出場が確定となりました。マンチェスター・Cのリーグ戦における連勝は、この試合で12でストップしました。
編集後記
今回の試合では、ブライトンが相手のマンチェスター・Cに果敢に立ち向かい、1-1という結果を勝ち取ることができました。ブライトンは今季、一時期は下位に低迷する場面もあったものの、終盤に向けて調子を上げ、来季のEL 出場を確定することができました。
一方のマンチェスター・Cにとっては、12 連勝がストップするという結果となりましたが、今季も引き続き多くの手堅いプレーを見せ、プレミアリーグでの最終的な順位も高くなることが期待されます。この試合のような、攻守に渡ってチーム全体で戦い、取り組む姿勢を維持することが、チャンピオンとしての素質を高めることに繋がるでしょう。
今後の展望
今後、ブライトンはELに出場することが決定していますが、国内のリーグ戦でも引き続き戦いを続けることで、個々の選手たちが成長することが期待されます。マンチェスター・Cも、今季のリーグ戦では既に多くの成果を上げていますが、欧州での戦いも控えており、今後も強いチームとして世界各国のファンたちに注目を浴びることでしょう。
<< photo by manu mangalassery >>