作家百田尚樹氏、政治家デビューへ！「日本保守党」の登場で自民党批判の受け皿となるか？

作家の百田尚樹氏が代表「日本保守党」設立、自民批判の受け皿目指す…河村たかし氏共同代表

百田尚樹氏による新しい政治団体「日本保守党」の設立

作家の百田尚樹氏が代表を務める政治団体「日本保守党」が、17 日に記者会見を開きました。この新たな政治団体は、憲法改正などを掲げ、現状の自民党に批判的な保守層の受け皿を目指すものです。次期衆院選などには候補を擁立する方針としています。

百田尚樹氏の考えと公約

百田氏は東京都内での記者会見で、自民主導で議員立法の性的少数者（LGBT）理解増進法が6 月に成立したことを批判し、「日本を守るために新たな政治勢力が必要だ」と語りました。その他の公約としては、消費税減税や議員報酬の引き下げなどがあります。

共同代表に河村たかし氏が就任

百田氏の共同代表には、名古屋市長の河村たかし氏が就任しました。河村氏率いる地域政党・減税日本との連携に向け、「特別友党関係」を締結しました。

保守層の支援層の切り崩しを警戒する自民党

昨年の参院選では、保守的な政策を訴えた参政党が選挙区選、比例選ともに有効投票総数の2%以上の得票率を獲得し、政党要件を満たしました。この結果に対し、自民党の幹部は「日本保守党にも支援層を切り崩されかねない」と警戒する様子が見られます。

まとめ

百田尚樹氏による「日本保守党」の設立は、現状の自民党への批判的な保守層の受け皿を目指す意義深い試みです。近年、自民党内部での保守派の不満が噴出しており、新たな政治勢力が台頭する可能性が高まっています。しかしながら、自民党は長い歴史と広い支援基盤を持つ党であり、その支援層を切り崩すのは容易なことではありません。百田氏や日本保守党がどのような政策や行動を展開していくのか、今後の動向に注目が集まります。