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俳優佐藤浩市と寛一郎の舞台あいさつに見る親近感と父性の交流

俳優佐藤浩市と寛一郎の舞台あいさつに見る親近感と父性の交流

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佐藤浩市親近感 舞台あいさつでの寛一郎とのやり取りに父親としての一面…記者コラム

佐藤浩市の父から受けた影響

俳優佐藤浩市さんにインタビューし、父である三國連太郎さんから受けた影響について聞かせていただきました。佐藤さんは感覚的なことも含めて自然に答え、その深い内面を感じることができました。かつては親子の確執が話題になったこともありましたが、佐藤さんは「役者の血が流れているかは分からないけど、三國を見ていた自分は、体の中に確実に残っている。いい意味でも、悪い意味でも三國を見ていたことが染みついている」と語りました。これは宿命を受け入れ、重圧を乗り越えてたどり着いた境地を示しているのでしょう。

息子である寛一郎への思い

寛一郎さんとは映画「一度も撃ってません」「せかいのおきく」で共演経験があります。佐藤さんは、撮影を振り返りながら、最初は照れくささも感じながらも、現在は寛一郎さんと一緒に舞台に立つことに特別な緊張を感じないようになったと語りました。それは「あいつを役者と認めたんでしょうね。肌合いですよ。感触として『こいつ、プロだな』って感じた。それは理屈じゃない」と語ってくれました。

芝居では「変な緊張がない」という佐藤さんですが、初めて親子そろって登壇した4 月の舞台あいさつでは、寛一郎さんが、“100 年後に残したいもの”というお題に対して「いまいましい佐藤家のDNA」としらを振って回答しました。すると、佐藤さんはすかさず「コラッ!」と一喝しました。この場面で、佐藤さんの父親としての一面が垣間見え、多くの観客がほっこりとした気持ちになったことでしょう。

親近感と人間味

佐藤さんは、自分の素顔をさらけ出すことは役者としては不本意かもしれないとしています。しかし、時折、その人ならではの人間味に触れる瞬間は、私たちに親近感を芽生えさせます。今後も佐藤さんの一瞬を注目していきたいです。

(有野 博幸)

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この画像は説明のためのもので、実際の状況を正確に描写していません。

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山本 明美

山本明美と申します。エンターテイメント報道に専念しています。芸術、映画、音楽の最新情報を伝えることが私の目標です。

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