ジャニーズ事務所の性被害問題について元ジャニーズJr.が告白
性加害問題について
ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川前社長による性加害問題に関して、元ジャニーズJr.の2 人が本音を語りました。ジャニーズ事務所側は、社長自ら謝罪する動画を公開したものの、性加害の事実認定は避け、ジュリー社長自身は「知らなかった」としたことが問題視されています。
被害を受けた若者たち
元ジャニーズJr.の二本樹顕理さん(39)らは、ジャニー喜多川前社長からの性被害を受けたと告白しています。二本樹さんによると、被害は1 年半で10 回ほどにのぼったとのこと。また、被害にあった若者たちがコミュニケーションを取り合いながら乗り越えている一方で、そのような体験を誰かに打ち明けることができない苦しみを背負い続けたという話もありました。
ジャニーズ事務所の今後
ジャニーズ事務所は、性加害問題を受けて経営体制の見直しを進めているとのこと。しかし、この問題はジャニーズ事務所に限らず、芸能界全体や社会全般に視野を広げて考える必要があると指摘されています。
真摯な対応が求められる
この問題をめぐる発言において、最年長の東山紀之さんは、問題を真摯に受け止め、透明性を持って対応していくことが重要であると発言しています。しかし、被害を受けた若者たちが嫌悪感や不安を抱えながらも、声を上げる勇気を持つことができる社会づくりが求められます。
性被害を受けた人へのメッセージ
被害を受けた人々にとって、性被害という経験は決して消えることのない傷として残り続けます。しかし、そのような体験を共有し、語り合うことができる場所があることはとても重要です。そして最も大切なのは、これまで自分が被った不当な扱いや苦しみ、経験を次の世代が受け継がないよう、声を上げ続けることだと思います。
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