冨安健洋のアーセナル移籍により、CBポジションは新たなオプションが加わる

冨安健洋、アーセナルで「CBの重要なオプション」

日本代表戦の活躍に英メディアが分析

現地時間 9 日、サッカー日本代表がドイツ代表を4-1で下した国際親善試合で、アーセナルに所属するDF 冨安健洋がCBでフル出場を果たしました。冨安はプレミアリーグでSBを主戦場としているが、英メディア『Daily Cannon』は今後冨安が「中央でより重要なオプションになり得る」と分析しています。

ドイツ代表戦についての評価

『Daily Cannon』はドイツ代表戦について、「ドイツ代表はトップレベルのサッカーをする国だと思われているが、日本代表は冨安の守備が光り快勝を収めた」と紹介しました。冨安のクリア6 回、インターセプト3 回、シュートブロック1 回、タックル1 回といったスタッツを紹介しつつ、「落ち着いてプレーしているように見える」と冨安を評価しました。

アーセナルのDF 陣の現状と冨安の展望

『Daily Cannon』はアーセナルのDF 陣の現状を紹介し、DFオレクサンドル・ジンチェンコが万全でなく、DFユリエン・ティンバーが負傷し、アルテタ監督は冨安を左サイドで起用せざるを得なかったと分析しました。また、ティンバーは右ひざ前十字靭帯損傷により手術を受け、今シーズンの大半を欠場することが明らかになっています。

それに加えて、「DFベン・ホワイトが右 SBで先発している今、おそらく冨安は中央（CB）でより重要なオプションになり得る」と展望しています。

UEFAチャンピオンズリーグと過密日程

現在、アーセナルはDFウィリアン・サリバが4 試合連続フル出場しています。また、DFガブリエウ・ドス・サントス・マガリャンイスがマンチェスター・ユナイテッド戦でフル出場しました。

今後はUEFAチャンピオンズリーグのグループステージも始まり、週 2 試合の過密日程も続くでしょう。『Daily Cannon』はDFヤクブ・キヴィオルも左 CBのオプションとして考えられるとしつつも、「シーズンが進み試合が目白押しとなれば、選手には休養が必要となる」と指摘しました。

まとめ

冨安健洋がドイツ代表戦でCBとしてフル出場し、その守備力が評価されました。アーセナルのDF 陣の状況も考慮しつつ、今後は冨安が中央（CB）で重要なオプションとして活躍する可能性があります。しかしながら、過密な試合日程の中で選手には休養が必要なことも忘れてはいけません。