子どものRSウイルス感染増加について考察する – NHK 北海道のニュース

RSウイルス感染症が子どもの間で増加中

最近、北海道を含む全国の子どもたちにRSウイルス感染症が増加傾向にあります。一般的に、1 歳までの子どもの半数以上、2 歳までにはほぼ全てが感染するといわれており、感染から2 日から8 日の潜伏期間を経て、発熱や鼻水などの症状が数日続き、多くは軽症で済みますが、せきがひどくなったり、呼吸困難になったりすることがあるとのことです。

RSウイルス感染症とは

厚生労働省によって、RSウイルス感染症は季節性インフルエンザや新型コロナウイルス感染症と同様の「５類」として位置づけられています。感染対策としては、子どもが日常的に触れるおもちゃや手すりなどをアルコールで消毒すること、手洗いを徹底させることが大切です。しかし、国内では現在ワクチンがなく、対応策が限られてしまっているのが現状です。

増加する感染症の原因

原因としては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により子どもたちが保育園や学校に行く回数が減ったことがあり、この影響で子どもたちと接触する機会が減り、免疫力が低下したためだと考えられています。

感染対策に必要なこと

感染対策としては、手洗いだけでなく、風通しの良い環境作りや室温・湿度の調整なども必要です。また、免疫力を高めるためにも、バランスの取れた食事や十分な睡眠時間の確保が大切です。感染症に対する対策は、大人だけでなく子どもたちにも必要不可欠なものとなります。

編集部からのコメント

新型コロナウイルスの影響により、RSウイルス感染症が夏や秋にも流行するようになっています。子どもたちが多く集まる場所に行く前には、体調や免疫力について考え、マスクや手洗いなどの感染対策を徹底することが大切です。また、感染症は健康な人でもかかってしまうものであるため、感染対策を徹底することによって、他の人にも感染しないようにすることが必要です。

参照記事

記事： NHKニュース