山田涼介、浜辺美波と静かなる恋
目の中に光が生まれてくる主人公役に「微妙な加減がとても難しかった」
Hey! Say! JUMPの山田涼介(30)が、来年 1 月公開の映画「サイレントラブ」(内田英治監督)で主演を務めることが10 日、分かった。ヒロインは浜辺美波(23)、音楽は「風の谷のナウシカ」や「千と千尋の神隠し」「君たちはどう生きるか」などスタジオジブリの作品などで知られる久石譲(72)が担当する。
本作は、無気力に生きている青年「蒼」が、事故で目が不自由になった音大生の少女「美夏」の「ピアニストになる夢」をかなえるため、静かに思いを紡いでいくラブストーリーである。
微妙な加減がとても難しかった
主人公の蒼を演じた山田は、「本当に難しかったですが、とてもやりがいのある役でもありました。声を発さない蒼は、初めは目に光がなく、何を考えているかもわからない人でしたけど、美夏と出会って目の中に光が生まれてくる。その微妙な加減がとても難しかった」と振り返った。
本作がラブストーリー映画の主演は初めてであり、「毎日毎日、台本すべてを読み返す日々でした。言葉を発さず気持ちを表現したり、気持ちを入れていくということをずっと考えていました。ある日、監督から『目の奥 10センチで美夏を見てほしい』ということを言われ、理解するまで時間がかかり、悩んだことがありました。行動、しぐさ、目の芝居など、繊細な部分が多く、頑張って挑みました」とコメントした。
言葉の不在による純粋な愛の表現
内田監督は「言葉が氾濫する時代に、極端までにセリフのない映画を作りたい。そう考えて出来上がったオリジナル作品」と語る。「極度に純粋な若い二人の愛の感情を、ほとんどセリフに頼らずに表現しなければならない。そんな難しい役を最高な形で演じていただきました。お二人が持つ素の魅力がより作品に力を与えたと思います」と語った。
ファンへの助言
「サイレントラブ」は、言葉を使わずに感情を伝える純粋な愛の物語です。主人公蒼が初めは目に光がなく、無気力な生活を送っている様子が描かれますが、美夏との出会いによって彼の目は光を取り戻し、物語は静かな恋へと進んでいきます。
この映画は、言葉だけでなく、行動や表情、目の動きなど細かい演技が重要となります。日常生活でも、相手の気持ちを表情や行動で理解することが大切ですが、この映画ではそれが物語の中心となっています。
観る方々には、言葉だけでなく、目や表情にも注目して映画を楽しんでいただきたいと思います。また、この映画を通して、静かながらも強い愛の力を感じていただけることでしょう。
<< photo by Nathan Dumlao >>
この画像は説明のためのもので、実際の状況を正確に描写していません。