岩国錦帯橋、建立350年を迎えタイムカプセルの封入式典
節目の年に向けて、タイムカプセルの企画が実施される
岩国市の国の名勝であり、建立から350年を迎えた錦帯橋に合わせて、建立400年を目指すタイムカプセルの封入式典が開催されました。岩国青年会議所がこの節目に合わせてタイムカプセルを企画し、市内の公園で封入式典が執り行われました。タイムカプセルには、建立350年を記念するイベントのポスターやご朱印などが入れられ、さらに市内の中高生が書いた50年後に向けたメッセージも集められました。
メッセージが読み上げられる中、「岩国の未来」に思いを馳せる
封入式典の中で、中学3年生の米重志月さんが生徒を代表して50年後の岩国の姿について考えを述べました。「50年後の岩国はどんな街になっていますか。私は錦帯橋が世界遺産に登録され、もっと多くの人が訪れるようになっていると思います」というメッセージをメッセージを読み上げ、会場には感動が広がりました。
タイムカプセルの保管と開封
2073年に封印から解放、未来の人々へメッセージを届ける
タイムカプセルは錦帯橋を俯瞰する岩国城で保管され、建立から400年目となる2073年に開封される予定です。封印されたカプセルが解かれるころ、現在の生徒たちが書き残したメッセージや、建立350年を迎える節目の年に行われたイベントの記念品が未来の人々に届けられることでしょう。
錦帯橋を渡り育った米重さんの期待と楽しみ
カプセル封入の式典に参加した米重さんは、「小学校への通学で錦帯橋を渡ってきました。50年後はどんなふうになっているのか楽しみです」と話していました。彼女のように、岩国の住民にとって、タイムカプセルは過去と未来を繋ぐ重要な旗印となっています。
まとめ
岩国市の錦帯橋が建立から350年を迎えた節目の年、建立400年に向けたタイムカプセルの封入式典が行われました。このタイムカプセルには、建立350年を記念するイベントのポスターやご朱印、中学生たちが50年後の岩国の姿を想像して書いたメッセージが封入されました。2073年に開封される予定のカプセルは、岩国城に保管され、未来の人々に届けられることとなります。市内の生徒たちを代表して50年後の岩国を思い描いた米重志月さんのメッセージも読み上げられ、会場に感動が広がりました。今回のタイムカプセルの企画は、岩国の歴史と未来を結ぶ重要な行事であり、市民にとっては大変意義深いものとなったでしょう。岩国の住民たちが期待と楽しみを抱いて、建立400年目の開封を待ち望んでいます。
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