兄弟車を比較:新型ランクル250とレクサスGXの違いは何だ?ガチオフロードとラグジュアリー?
新型ランドクルーザー250と新型レクサスGXの違い
トヨタの新型ランドクルーザー250とレクサスの新型 GXは、兄弟車として発表されました。これにより、多くの読者が「トヨタとレクサスでバッジが違うだけでしょう?」と思うかもしれません。では、この2 台にはどのような違いがあるのでしょうか。
新型ランドクルーザー250は、プラドのフルモデルチェンジにより生まれ変わりました。プラドのレクサス版であるGXと同じく、2009 年に初登場し、世界約 170カ国で販売されてきた人気モデルです。この新型ランドクルーザー250は、原点回帰をテーマに開発されました。開発コンセプトは「質実剛健を追求し、お客様の生活と実用を支え、お客様に信頼されるクルマ」というものです。新しいGA-Fプラットフォームを採用し、オフローダーとしての基本效能を向上させながら、機能性と伝統とモダンを融合した内外装デザインを追求しています。
一方、新型レクサスGXは、「ザ・プレミアム・オフローダー」という車両開発コンセプトを持ち、過酷な悪路から街中の舗装路まで、様々なシーンで心高まる体験を提供するために進化しています。新しいGA-Fプラットフォームや、静粛性と出力、燃費に優れたV6ツインターボエンジンの搭載など、本格オフローダーでありながらもレクサスらしい乗り味を実現しています。
エクステリアの比較
新型ランドクルーザー250のエクステリアは、ランドクルーザーらしいシルエットを再現するため、水平基調のデザインが採用されています。サイドはスリムに、オーバーハングは短く、コーナーも入念に造形されています。また、ヘッドランプは高い位置に設定され、視認性を重視しています。フロントバンパーは分割されており、修理が容易です。ヘッドランプには丸目と角目の2 種類が用意されており、バイビームLEDやPES 式のリフレクター式が採用されます。
一方、新型レクサスGXのエクステリアデザインでは、レクサスの象徴であるスピンドルボディとオフロード機能に根差したプロテクター形状を融合しています。車両の前部下部は障害物からコンポーネントを保護するためのプロテクター形状となっており、サイドはサブラジエーターを冷却するグリル開口となっています。リアのランプには一文字リヤコンビネーションランプとLEXUSロゴタイプが採用され、視認性を高めています。ホイールサイズは18、20、22インチが設定されています。
ボディサイズの比較
新型ランドクルーザー250と新型レクサスGXのボディサイズを比較してみると、ほぼ同等のサイズであることがわかります。
- 新型ランドクルーザー250: 全長×全幅×全高 – 4925mm×1980mm×1870mm
- 新型レクサスGX: 全長×全幅×全高 – 4950mm×1980mm×1865mm
新型ランドクルーザー250は、新型レクサスGXに比べて全長は25mm 短く、全高は5mm 高くなっています。
まとめ
新型ランドクルーザー250と新型レクサスGXは、兄弟車として似た特徴を持ちながらも、それぞれのブランドのコンセプトやデザインが反映されています。ランドクルーザー250は走破性に加え、質実剛健さを追求し、ランクルの原点に回帰したモデルです。一方、レクサスGXはオフロード走行とラグジュアリーを両立させたプレミアムなオフローダーです。
どちらの車を選ぶかは、個々の好みや用途によるでしょう。もし本格的なオフロード走行を楽しみたいのであれば、新型ランドクルーザー250が適しています。一方、上質なドライビング体験とラグジュアリーな装いを求めるのであれば、新型レクサスGXがおすすめです。
画像提供:Motor-Fan
<< photo by Aleksey Kuprikov >>
この画像は説明のためのもので、実際の状況を正確に描写していません。