日本の音楽界のアイコン、和田アキ子の芸能生活55年を探る

和田アキ子さん、芸能生活 55 年を迎える

歌手・和田アキ子さんの新たな挑戦

人気歌手であり、芸能界のアイコンである和田アキ子さんが、今年で芸能生活 55 周年を迎えます。彼女は10 月にNHKホールで開催される「ラストホールツアー」を皮切りに、最後のツアーをスタートさせる予定です。7 月 12 日にはフジテレビ系列の特別番組『2023FNS 歌謡祭・夏』で、動画投稿アプリTikTokをきっかけに大人気となった４人組ダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」と共演することが決まりました。

緊張と意気込み

和田アキ子さんは、55 年間も音楽活動を続けてきましたが、いまだに歌う際は緊張を感じると語っています。彼女は世間一般的には、動じない強い人間として知られていますが、実際は歌に関しては非常に緊張します。2008 年には、日本人として初めてR＆Bの殿堂であるNYのアポロシアターの舞台に立った際、本番前に手が震えてしまい、コップを口に持っていくこともできなかったほどです。今回のコンサートやFNS 歌謡祭も初めての試みであり、生放送なので、いつも以上に緊張しているとのことです。

和田アキ子さんは、「新しい学校のリーダーズ」のメンバーたちにとって、先輩や後輩という関係はなく、ステージに立ったらライバルであると感じているそうです。彼女は若いメンバーたちに負けないように歌わなければならないという意気込みを持っています。

ファンの熱意と共演のエピソード

「新しい学校のリーダーズ」のメンバーは、20 歳を少し過ぎた年齢であり、和田アキ子さんにとっては孫の世代に当たります。和田アキ子さんは流行に詳しくないため、「オトナブルー」という曲が大ヒットしたことも知りませんでした。しかし、彼女たちが私のファンであり、レコーディングの際に和田アキ子さんの写真を置いて録音したというエピソードを知った際には感謝の気持ちでいっぱいになったそうです。そして、実際に「オトナブルー」をよく聴いてみると、和田アキ子さんの楽曲である「古い日記」と似ている部分があったとのことです。

和田アキ子さんの音楽活動への情熱と意欲

若いメンバーとの共演に向けて

和田アキ子さんは、最近初めて彼女たちと会い、リハーサルを行った際に、彼女たちの度胸の良さに感心したと語っています。彼女たちとの共演は素晴らしいステージになることが予想されます。彼女たちが和田アキ子さんと会えて感動したと言ってくれた際には、「青春日本代表」と書かれたソックスをプレゼントしてくれました。ただし、彼女たちがソックスの文字を見せるにはミニスカートか短パンを履かなければならない、と和田アキ子さんは笑いながら述べています。

新たな挑戦と感謝の気持ち

和田アキ子さんは、この番組への出演を楽しみにしています。彼女にとってこの年齢では、新たな発見や新たなことを教えてもらうことが少なくなってくるため、このような挑戦の機会を与えてくれたFNS 歌謡祭のスタッフに感謝の気持ちを抱いています。彼女はまた、この共演が音楽に詳しい人々にとって相乗効果が期待できると思い、衣装選びもワクワクしていると述べています。また、ラストホールツアーも同様であり、ライブとは違ったホールならではの衣装と選曲があり、今はその選択に楽しみを感じているとのことです。

感謝と元気な姿でのお返し

和田アキ子さんは、自身を応援し続けてくれたファンや所属事務所、マネージャー、多くの人々に感謝の気持ちを抱いています。彼女は「感謝」の気持ちをどのようにお返しするかと問われた際に、元気な姿で歌い続けること以外には方法がないと答えています。現在は、体調管理に気を使いながらホリプロに通い、ボイトレを行い、FNS 歌謡祭とホールツアーに向けて準備を進めているとのことです。和田アキ子さんは、10 月 18 日のNHKホールでのライブで皆さんと再会できることを楽しみにしています。