【七夕賞】昨年もコレでズバリ!今年も発見「激走ポジション」から浮上した逆転候補
逆転候補が出る「激走ポジション」とは?
福島芝 2000mの七夕賞は、通常「逃げ・先行馬が有利」と言われていますが、この固定観念は危険です。過去の傾向を見ても、毎年同じ条件で行われる重賞レースでは、ペースや馬場状態に関係なく「激走ポジション」が存在しています。
特に七夕賞は各馬の先行意識が強くなり、前半からハイペースになりやすいという特徴があります。しかし、直線は短いため、必ずしも「逃げ・先行馬が有利」とは言えません。また、開幕 2 週目で馬場は綺麗な状態であり、4コーナーで10 番手より後方から直線だけで差し切ることは非常に難しいです。
そこで、注目したいのが「2コーナーで9 番手より後方」にいながら「4コーナーを1~6 番手」で回ってきた馬、いわゆる「マクり」がハマりやすいレースです。昨年のアンティシペイトなどの過去の実績も見てみると、この激走ポジションから浮上し、好走していることがわかります。
昨年の結果から気になるエヒト
昨年の七夕賞を振り返ると、アンティシペイトが3 着に好走しました。道中 6 番手から4コーナーまで3 番手に位置し、激走ポジションからの上位入線となりました。また、記事で取り上げたエヒトも勝利しており、激走ポジションからの逆転勝利は記憶に新しいところです。
さらに、上記の8 頭も例外なく上がり3ハロン1~3 位をマークしており、3コーナーから加速し先頭集団に取り付き、長くいい脚を使っていることがわかります。また、過去にもこの激走ポジションでの競馬で勝利または連対していることが共通点です。
今年の注目馬はエヒト
今年の七夕賞には昨年の覇者であるエヒトが出走しています。彼は激走ポジションに合致する馬の中でも特に注目されます。昨年の勝利を受けて得意とする舞台になり、再度の好走が期待されます。
競馬の予想には様々な要素がありますが、激走ポジションという視点も忘れずに考慮することが重要です。過去のデータや昨年の結果を参考にしながら、自身の予想に活かしてみてください。
<< photo by vishwajeet nishad >>
この画像は説明のためのもので、実際の状況を正確に描写していません。