横田基地での爆破予告と一時退避指示
基地内の従業員に一時退避指示が出される
在日アメリカ軍横田基地で爆破予告があり、基地内の従業員らに一時的に複数の建物から退避するよう指示が出されました。この情報はアメリカ軍メディアによって報じられました。退避指示は15 日午後 0 時 23 分に発令され、基地の公式ツイッターアカウントからも「憲兵隊の指示に従い、適切な避難手順を守って下さい。追って連絡があるまで、基地内の道路閉鎖等があることにご注意ください」とのメッセージが発信されました。
警視庁によると、横田基地から「フェイスブックに爆破予告の書き込みがあった」との通報が福生署に寄せられ、その後ゲートも一時的に閉鎖されたとの情報もあります。交通量の多い国道 16 号沿いの2つのゲートが閉鎖され、基地内の道路も封鎖されました。
在日米軍横田基地の報道官は、「現実に起きた事件によって基地関係者には警備担当者の指示に従うよう求めている」とコメントしました。
周辺住民の不安
この「爆破予告」により周辺の住民は不安を抱えています。近隣の住民は、「全く知らないです。目の前なので怖いですね、普通に。本当に爆破されちゃったらどうしよう。ちょっと不安。そういうのがあったら知らせてほしい」と心情を明かしています。
避難指示騒動の中での民間機の着陸
自衛隊の避難指示と機体の着陸の関連性は不明
一連の避難指示騒動の中で、韓国へ飛び立った民間の機体が横田基地の滑走路に着陸したという報せも入ってきました。着陸した機体には「OmniAir」と書かれており、これはアメリカのオムニ・エア・インターナショナルという会社の飛行機です。この会社は米軍のチャーター機を運航することで知られています。
15 日午後 1 時 15 分、在日米軍横田基地のツイッターアカウントから「第 374 空輸航空団司令官は横田基地の安全を確認し、『全面解除』を宣言しました。閉鎖をしていたすべてのゲートや道路は通行を再開しました」との発表がありました。
しかしながら、この航空機の着陸と避難指示との関連性はまだ不明です。警視庁はこの事件を威力業務妨害容疑で捜査する方針を示しています。
まとめと考察
横田基地での爆破予告と一時退避指示により、基地関係者や周辺住民は不安を抱えることとなりました。このような予測不能な事件が発生することは、国家の安全保障にとって大きな課題となります。
一方で、避難指示騒動の中での民間機の着陸という出来事は非常に奇妙なものです。現時点では、この着陸と爆破予告の関連性は明らかではありませんが、警視庁の捜査が進展することで全体像が明らかになることを期待したいと思います。
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