山口の宿泊業者が無人カフェ「シエスタ秋吉台」をオープン
山口県美祢市秋芳町秋吉に宿泊業のナインバレーが、21 日にベンディング・ラウンジ「シエスタ秋吉台」をオープンさせます。この無人カフェは、ベンディングマシーンを利用した施設で、飲食や土産物の購入ができます。また、山口市や宇部市の有名店とのコラボ商品も取り扱います。
現状と課題
コロナ禍から回復傾向にあるものの、秋吉台エリアは働き手の確保が難しいという課題に直面しています。ナインバレーは、この課題に対応し、飲食や土産物の需要に応えるために「シエスタ秋吉台」を出店したのです。
「シエスタ」の意味と店内の雰囲気
「シエスタ」とはスペイン語で昼休憩を意味します。店内は空港のラウンジを思わせる洗練された雰囲気であり、冷凍や冷蔵の販売機を備えています。ここではハンバーガーや飲み物、ジェラート、土産物などを購入することができ、価格帯は600〜2500 円程度となっています。
コラボ商品の魅力
「秋吉台の食べる水晶・カルストノカケラ」は、山口市の観光・和菓子体験カフェLAWAKUとのコラボによるオリジナル商品です。琥珀(こはく)糖を使用し、秋吉台の鉱石をイメージしています。また、パウンドケーキ「山猿の栗拾い」は、宇部市の老舗洋菓子店・虎月堂とのコラボであり、県が誇る日本酒・山猿を使用しています。
経営者の期待と将来展望
19 日のプレオープンでは、ナインバレーの社長である九谷直樹氏(47)が「出店によって、秋芳洞の商店街が活気づいてほしい。より多くの人に、県の良さを知ってもらえれば」と述べています。ナインバレーは昨年 8 月から、同エリアにグランピング施設「レドンド秋吉台」も運営しており、地域の活性化を図る取り組みに積極的です。
営業情報
「シエスタ秋吉台」の営業時間は午前 10 時から日暮れまでとなっており、地域の観光客や存取者に対して、寛ぎの場を提供します。
最終更新:10/20(金) 13:52 宇部日報
<< photo by zhou xuan >>
この画像は説明のためのもので、実際の状況を正確に描写していません。