高倉健さんのパートナー・小田貴月氏、養女となった理由とは
俳優の高倉健さんが83 歳で亡くなってから9 年が経ちましたが、その秘密を知る人たちは、今も彼を慕い、思い出しています。高倉さんに17 年間寄り添ったパートナーであり、最期を看取った小田貴月氏が、8 日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』に出演し、高倉さんの知られざる素顔を語りました。小田氏は俳優を経て、海外のホテル紹介番組の演出を手がけ、33 歳の時に高倉さんと出会い、その後、養女となったといいます。
意外な出会いから始まった関係
高倉さんと小田氏は1996 年の香港で出会い、最初は文通相手だったそうです。その後、イランでの仕事がきっかけで、高倉さんと同居することになりました。高倉さんは仕事以外では目立たず、静かに過ごしたいという願いがあったため、2 人で旅行や外食に出かけることは一度もありませんでした。しかし、小田氏は、高倉さんの言葉遣いやお茶の入れ方から、彼が本当に紳士であることを感じていたといいます。
養女となった理由
2013 年、あることがきっかけで小田氏は、高倉さんの「養女」となりました。小田氏は、自分が高齢になって誰かの手厚いケアを受けられるように、養子縁組をしたといいます。高倉さんは、その申し出に感激し、快諾したとされています。
最期を看取った小田氏の思い
養女になってから1 年後の2014 年、高倉さんは悪性リンパ腫と診断され、治ると信じて治療に向き合いました。しかし、11 月 10 日に容態が急変し、最期を迎えました。小田氏は、高倉さんが苦しんでいる中、彼の最期を看取り、その思い出を今も大切にしています。現在は、高倉プロモーションの代表取締役を務めながら、高倉さんの功績を後世に伝えるために、様々な活動を行っています。
私たちに伝えるメッセージ
高倉さんと小田氏の17 年間にわたる関係は、多くの人たちに影響を与えています。それは、二人が互いを尊重し、信頼し、支え合ったことに最大の意味があるといえます。人生にはいろいろな出来事が起こりますが、互いに助け合って問題を乗り越えることが大切です。また、小田氏からは、「誰かを支えることは、自分自身も支えられることにつながる」というメッセージも伝わってきます。私たちは誰かを支えることで、自己実現を果たすことができるのです。
まとめ
俳優の高倉健さんの最期を看取ったパートナーであり、養女でもある小田貴月氏が、8 日放送の『徹子の部屋』に出演し、銀幕の大スター・高倉さんの素顔について語りました。2 人の17 年間の関係を通して、人間関係を築くことの大切さや、誰かを支えることが自己実現につながることを訴えました。
<< photo by Danik Prihodko >>