グアム島は荒天のおそれ
今月 24 日には台風が発生し、グアム島を直撃する危険性があります。気象当局は、暴風雨や高潮に備えた避難の準備等を呼びかけています。グアム島を直撃した後は、進路を西寄りに変えてさらに発達し、週後半には非常に強い勢力となる予想です。進路によっては、日本国内に影響を及ぼす可能性があるため、最新の台風情報を確認することが必要です。
予報円の大きさは「強さ」や「大きさ」とは無関係
今回の台風では進路図に破線の円で示された「予報円」が非常に大きいという特徴があります。予報円の大きさは、台風の強さや大きさを示しているのではなく、進路の不確実さの度合いを表しています。予報円が小さい場合は、予報の信頼度が高く、逆に、予報円が大きい場合は予報の信頼度が低くなるとされています。台風情報を正確に理解して、適切な防災・避難行動をとるようにしましょう。
台風の発生が増え始める時期
今年は4 月に台風 1 号が発生し、5 月には台風 2 号が発生しました。平年の台風発生数は1.0 個であり、8 月に向けては台風の発生が増え始める時期です。早めに台風対策を整えておきましょう。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国が提案した名称があらかじめ用意されています。今回の台風 2 号の名前「マーワー(Mawar)」は、マレーシアが提案した名称であり、マレー語で「ばら」を意味します。
まとめ
台風の季節がやってきました。台風情報を随時確認し、いち早く適切な防災・避難行動をとることが大切です。また、予報円の大きさは予報の信頼度を表しており、正確な情報を確認することが非常に重要です。
<< photo by Jonathan Ridley >>