台湾発スイーツ「オーギョーチ」に脚光 朝ドラ「らんまん」に … 新興スイーツ「オーギョーチ」が朝ドラ「らんまん」で注目を集める

台湾発スイーツ「オーギョーチ」に脚光

朝ドラ「らんまん」に万太郎の土産で登場

2023 年 8 月 31 日、NHKの連続テレビ小説「らんまん」の放送をきっかけに、台湾発祥のゼリー状スイーツ「オーギョーチ（愛玉子）」が注目されています。ドラマでは「日本の植物学の父」と称される牧野富太郎がモデルの主人公・万太郎（神木隆之介）が台湾土産として、8 月 31 日の放送回でオーギョーチを持って帰ります。このスイーツは現在の日本でも中華料理レストランなどのメニューとして一般的になっており、ますます人気が高まりそうです。

オーギョーチの起源と特徴

オーギョーチは、牧野が発見した台湾固有のイチジク属の植物を指します。この植物を原料にしたスイーツもオーギョーチと呼ばれており、台湾では夜市の屋台で巨大な金属製の鍋に大量のシロップに浮かべて売られる光景がおなじみです。

ドラマ「らんまん」でのオーギョーチの登場

8 月 31 日の「らんまん」では、台湾から東京の長屋に帰ってきた万太郎が、乾燥させた果実を水に入れてほぐし、オーギョーチを作る方法を助手の虎鉄（浜田龍臣）に指南します。ゼリー状に固まったオーギョーチを妻の寿恵子（浜辺美波）らに見せ、「のど越しのええ食べ物になる」と解説します。寿恵子がオーギョーチに砂糖をかけて食べたところ、「おいしい！」と大喜びします。

日本での人気と定着

中華レストランチェーン「バーミヤン」では「果肉入りレモンのオーギョーチ」が定番スイーツとなっており、コーヒー豆や輸入食品を扱う「カルディコーヒーファーム」などでもオーギョーチが購入できます。

オーギョーチを味わいながら、朝ドラの登場人物になった気分に浸るのも楽しそうです。