小山直城が優勝、赤崎暁が2 位でパリ五輪内定
大会の概要
10 月 15 日、陸上男子マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が国立競技場で行われ、パリオリンピック(五輪)のマラソン代表内定が決定しました。
小山直城の優勝
小山直城選手(ホンダ)が2 時間 8 分 57 秒で優勝し、パリ五輪の代表内定を獲得しました。小山選手はレース終盤でスパートをかけ、堂々とゴールに駆け込んだ姿が印象的でした。
赤崎暁が2 位に入りパリ五輪内定
赤崎暁選手(九電工)も2 時間 9 分 06 秒のタイムで2 位に入り、パリ五輪の代表内定を勝ち取りました。赤崎選手の驚きと喜びの表情は、これまでの努力と苦労が報われた瞬間でした。
その他の結果
3 位は大迫傑選手(ナイキ)で、2 位の赤崎選手との5 秒差で五輪切符を逃しました。4 位には川内優輝選手(AD 損保)が入り、ねばりの走りで存在感を発揮しました。ただし、鈴木健吾選手(富士通)は11・8キロ地点で途中棄権し、その後、その中田健也選手(JR 東日本)も15キロ手前で棄権してしまいました。
選手たちのコメント
小山直城
優勝した小山直城選手は、「とてもうれしく思っています。いろいろな方に応援頂いたので、いい報告ができてうれしいです。自分から仕掛けず集中してレースに臨んだ結果だと思います。パリでは8 位入賞を目指して頑張りたいです」とコメントしました。
赤崎暁
2 位でパリ五輪の代表になった赤崎暁選手は、自身の結果に驚きを隠せず、「まさかオリンピックで代表になれるとは思っていなかったです。気持ちが爆発してしまいました」と喜びを述べました。
ファイナルチャレンジへの道
パリ五輪のマラソン代表は男女各 3 枠で、残る1 枠はMGCファイナルチャレンジで決定されます。今大会で出場権を逃した選手は、福岡国際マラソン(23 年 12 月 3 日)、大阪マラソン(24 年 2 月 25 日)、東京マラソン(24 年 3 月 3 日)のいずれかで、2 時間 5 分 50 秒を上回るタイムを残す必要があります。もし3レースで記録を上回る選手がいない場合、今大会 3 位の大迫傑選手が代表権を得ることとなります。
まとめと今後の展望
MGC 男子マラソンで小山直城選手が優勝し、赤崎暁選手も2 位に入り、パリ五輪の代表内定を果たしました。彼らの忍耐強い走りは称賛に値します。今後のファイナルチャレンジで、他の選手たちも意地を見せることでしょう。マラソン界にとって、これからの展開がますます注目されることは間違いありません。
<< photo by Chris Peeters >>
この画像は説明のためのもので、実際の状況を正確に描写していません。