ドラフト1 位指名のENEOS・度会隆輝
中日、投手志向から外野手指名へ
中日ドラゴンズは、25 日に行われたドラフト会議で、ENEOSの度会隆輝外野手(21 歳・横浜出身)を1 位指名することを公表しました。これによって、中日は19 日には投手 1 位指名を公表しており、立浪和義監督は度会の指名について「度会で行くことに決めました」と明言しました。
意見調整の結果、方針転換
立浪監督は19 日の発表では投手を1 位指名する方針を公表していましたが、吉川球団社長、加藤球団代表、松永スカウト部長らも参加した会議での意見調整の結果、180 度方針を転換することになりました。武内夏暉投手(国学院大・4 年・左投げ)や西舘勇陽投手(中大・4 年・右投げ)などの投手候補が検討されていましたが、他球団との競合を回避するため、度会外野手を指名することになったという経緯があります。立浪監督は「今年も非常に点が取れない苦しい戦いをした」として、投手指名から即戦力社会人野手への変更を説明しています。
技術的に優れた選手との高評価
立浪監督は、度会を「ドラフト選手の中で、打者として技術的に一つ抜けている選手」と評価しています。彼は打撃力が高く、長打も打てる能力を持っているとされています。また、彼は外野手登録でありながら、内野守備にも挑戦しており、既に三塁での守備の場面も経験しています。彼は入団後も内野での起用の可能性があると述べています。彼の俊足と強打は即戦力として期待されており、他のドラフト1 位未公表のチームとの競合もあり得ます。
競合に臆することなく
度会は競合辞さずの姿勢を見せており、「(クジは)引きます」と語っています。競合が生じた場合でも彼は自信を持って臨む姿勢を持っていることが伺えます。
まとめ
中日ドラゴンズはENEOSの度会隆輝選手をドラフト1 位指名したことを発表しました。立浪監督は投手指名を発表していましたが、意見調整の結果、外野手指名に変更することになりました。度会選手は打撃力と内野守備の可能性が魅力であり、競合辞さずの強気の姿勢も持っています。中日ドラゴンズは度会選手の活躍に期待し、今後のチームの発展が注目されます。
<< photo by Thomas Park >>
この画像は説明のためのもので、実際の状況を正確に描写していません。