『スイカゲーム』が『ヴァンサバ』をおさえ、突如 Switchの人気ランキングトップに
『スイカゲーム』がダウンロードソフト人気ランキングトップに
2021 年 12 月 9 日にNintendo Switchで配信された『スイカゲーム』が、2023 年の今、人気を博しています。ここ最近トップを取り続けていた『ヴァンパイアサバイバーズ(ヴァンサバ)』をおさえての1 位です。
『スイカゲーム』の特徴とは?
『スイカゲーム』は、さくらんぼやイチゴ、ぶどうといったフルーツを画面上部からボックスに落としていくゲームです。同じフルーツが触れると、ワンサイズ大きなフルーツに変化(ゲーム中の表記では進化)するというのが特徴です。マージ系と落ちものパズルを合わせたようなシステムで、フルーツがボックスから(一定ラインより上にフルーツが触れる)とゲームオーバーとなります。フルーツを進化させると入るスコアを、ゲームオーバーまでになるべく稼ぐのが目的です。
『スイカゲーム』は非常にわかりやすいルールですが、その一方で奥深い戦略性も秘めています。マージ系のゲームでは合体後のオブジェクトを隅に配置してほかの合体を邪魔しないようにすることが基本的な攻略法であり、『スイカゲーム』でも同様です。しかし、合体させたフルーツはどんどん大きくなっていくため、どこに置いても次第に邪魔になってきます。また、すべてのフルーツが円形なため、「不要なオブジェクトの置き場所」を考える際に通常の落ちものパズルのようなルールは通用しません。
『スイカゲーム』における配信者の影響力
なぜ『スイカゲーム』が突如人気を集めているのか、その原因は配信者にあると言えます。配信者がプレイすることで、その魅力が視聴者に伝わり、さらに低価格(240 円)という要素も相まって、爆発的に人気を伸ばしているのでしょう。
実際にプレイした感想としては、ルールがパッと見てわかりやすく、制限時間もないため、雑談を交えつつのプレイに向いている印象です。ただし、シンプルなルールであっても決して簡単なゲームではありません。戦略的な配置や次の手を考える必要があり、単純に運だけで高スコアを出すことは難しいでしょう。
多くの配信者はその日のオンラインランキング上位を目指しており、この現象は今後さらなるブームにつながる可能性もあります。また、1プレイの時間が短く気軽に遊べるため、興味のある方はぜひ『スイカゲーム』を試してみてはいかがでしょうか。
<< photo by Axel Mencia >>
この画像は説明のためのもので、実際の状況を正確に描写していません。